インキ練り

サックマシーン02
 オペレーターが選定したインキを錬り合わせ、版下の色を再現するのに最適なお客様仕様のインキを作成します。季節や印刷環境によってその固さを調整しますが、手作業での調色には技術と体力が必要です。
 印刷機の特性によってインキの定着度合いが変わるので、とても神経質な作業です。

特練りについて

プロセスカラー(CMYK)や特色インキを掛け合わせて練る作業を「特練り(調肉)」といいます。「特色」はそれによってできた色(インキ)です。一般的な素材で印刷する場合は、CMYKの調肉だけでほとんどの色(擬似色)を再現する事は出来ます。 インキののりにくい紙や、使用環境によって色味が変わってくるものなど、様々な条件をクリアするためにいくつかの特色を練ってインキを作る場合もあります。