表面加工について

表面加工について

表面処理にはさまざまな種類があります。印刷をより美しい仕上がりにしたり、輸送中の箱同士の摩擦による印刷面のキズや汚れなどを防止するなどの効果があります。 商品のイメージに合わせた表面加工を行うことは重要なプロセスとなります。


水性ニス

水性ニス加工

水性ニス加工は、印刷物にしっとりとした上品な質感を出す事ができます。黄変しにくいために、経時変化による印刷物の色調変化を抑える事が出来ます。水性ニスは速乾性のため、乾燥しにくい用紙やこすれ易い印刷物に塗布することにより、こすれを防止するとともに、納期の短縮にもつながります。また、後工程へ回す際に、水性ニス加工を施してインクが他の紙に裏写りをするのを防ぐために加工をすることもあります。




UVクリアニス

紫外線で硬化するクリアニスをコーティングすることにより、印刷面に美しい光沢を再現することができます。UVクリアニスは通常のニスに比べ耐摩耗性が強くフィルムコート加工に負けない光沢感を一回の工程で塗工できます。オフセットUV印刷機にて、印刷からコーティング加工まで1回の工程で行うため、フィルムコート加工に比べ「短納期」「低コスト」でご利用いただけます。
※一部紙の大きさにより対応出来ない木型があります。(紙サイズ74mm×60mm以上対応不可)
・UVクリアニス加工
uvクリアニス加工
光沢感が高く、艶を出すことで高級感を
演出することができます。耐久性や耐光
性も高く、PPフィルムと同様の役割を果
たします。
・UV印刷のみ
uv印刷のみ
印刷のみのため光沢性はありませんが、
インキ面の強度があるため、ニス無しで
も加工が可能です。


UV擬似エンボス加工

擬似エンボス加工
擬似エンボス加工とは、油性ニスとUVクリアニスが反発することによって、擬似的にエンボス加工のように凹凸ができるとこを利用した表面加工です。これによってパッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の表面に光沢がある部分と擬似エンボスで凸凹になる部分とを同時に表現することができます。
ニスの温度を調整することで擬似エンボスの大きさをコントロールすることができます。これによりパッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)に立体感や質感を付加することができ、箱の表現力が大きく高まります。

プレスコート加工

プレスコート加工
プレスコート加工とは、印刷物の表面に熱で固まり光沢を出す熱硬化樹脂を印刷表面に塗って一度乾燥させた後、熱を伴ったローラーでプレスすることで表面に鏡面のような光沢を出す加工です。パッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の表面加工の中では最も強い光沢を出すことができます。その反面、耐摩擦性や耐水性は他の表面加工に劣りますのでパッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の使用条件や輸送条件によってはお薦めできない場合もございます。

フィルム貼り加工

ラベル・シールにもあるラミネート加工と同じように、紙箱の表面にポリプロピレンフィルムやPETフィルムを貼り、強い光沢感を出すことができます。高価な商品の箱によく使用されています。同様の方法で、艶消し効果のあるマット調のフィルムを貼り、さらに落ち着きのある高級な仕上がりにすることができます。

※下にフィルム貼り加工の比較写真を載せています。


・フィルムコート
フィルムコート
印刷表面に優れた光沢と耐摩擦性をもた
せることができます。高級感を演出する
最も高価な表面加工です。
・マットフィルムコート
マットフィルムコート
フィルムコートとは対照的に、印刷表面
の光沢を抑え、落ち着いた雰囲気を演出
します。